女性美容師の闘い
2人の女性美容師の仁義なき闘い
45歳の女性ベテラン美容師。
35歳の女性中堅美容師。
その美容室には、女性美容師しかいない。
女性美容師だけの美容室。
正直、流行っている。
小さいながらもしっかりと売り上げを上げている。
利益もがっぽり。
そんなお店内で起きた闘いだ。
どちらの女性美容師も今年入社した。(美容室の入社なんて言っても、形だけというか、名前だけだけど。)
で、45歳のベテラン女性美容師のほうが、少しだけ先に入った。
35歳の中堅女性美容師は、3か月前に入社した。
一応、どちらも他のお店でそこそこやってきた感じ。
まあ、お金は稼げてなかったようだけど。
その女性美容師しかいないお店は、休日の講習会や
営業後の自主練が義務となっていた。
ま~いわゆる面倒くさい美容室ですよ。
昔ながらのね。
45歳のベテラン美容師は、もう、それ程やる気が無いので、
適当な言い訳をしてやらない事が多い。
(これに関しては私は大賛成だが。そんな拘束力は美容室側には無いので。)
しかし、35歳の中堅女性美容師は、とにかく真面目。
言われた事を忠実にやっていくタイプ。
真面目な性格ではあるが、独立しても成功はしない美容師の典型。
なので、真面目にやらない45歳ベテラン女性美容師が気に喰わなかったらしい。
まあ、どちらも元々そりが合わなかったのだろう。
そして、バッチバチの言い争いに!
35歳中堅女性美容師~
「真面目にしてください!」
「お客さんの為に!」
「みんなやっているじゃないですか!」
等と、35歳中堅女性美容師が言う。
45歳ベテラン女性美容師は、
「意味の無い練習なんてしても時間の無駄!」
「時間的拘束をするなら、あなたが私にちゃんと時給を払ってね!」
「経営者でもなく、何の責任もないあなたに言われる筋合いは無いんですけど!」
と。
いや~、面白いですね。
なんと言ったらいいのか・・・
美容室って、時代錯誤だな~と本気で思います。
オーナーの思うツボ
まあ、そこのオーナーも女性美容師なんですけどね。
オーナーとしては、仲良くされるよりは
バチバチに仲間割れをしてくれていたほうが、経営はやり易いと思いますけどね。
それを考えてか、どちらにも適当な事を吹き込んでいる様子。
雇われ美容師同士が、喧嘩をしていると
経営者側はありがたいんだよねー。
なぜかわかる人は、経営者向きなのかな?