なぜ美容師を引退したのか？
美容師を辞めた理由
それは、面倒くさくなったから。
そして、
一番嫌だったのは、
お客さんが求めているスタイルを作る事が出来なかったから。
でも、お客さんは素人。
美容師ならどうにかしてくれるのではないか、と思って注文してくる。
が、私は無理なものは無理だと思っているので、
やらない方向に持って行っていた。
それが凄く面倒くさかったのだ。
頑張ってやったところで、
再現性、モチ、が悪い事くらいは分かる訳で。
それに、
お客さんは高いお金を支払わないといけない。
施術はしない方向で、
とにかく諦めて貰いたかった。
出来ないものは出来ないという事を、
お客さんにも分かって貰いたかった。
たま～に、
「どんなスタイルでもお任せ下さい！」
的な事をいう美容師がいるけど、
あれはちょっとなーと思う訳。
そりゃ～、
その時はそれなりに仕上げる事が出来るから、
誤魔化せるよね。
その時とは、美容室にお客さんが来てくれた時。
でも、お客さんが家に帰ってからが一番大切な訳で。
自分でセット出来ないし、
モチも悪いし、
高いお金は支払わされるし・・・。
私にはそんな責任を負えるだけの器はございませんでした。
というか、
精神的に疲れてしまったんです。
頑張って美容師として働いても、
天井は見えているし～。
あと、他人の髪の毛の事なんてどうでも良いと思うようになってしまい。
だから、「ああ、無理だー。」と思って美容師を辞めたんです。
今は美容師とは全く違う仕事をしています結構楽しくやっていますし、
美容師の時よりもお金は稼げています。
自分には向いていなかったのだろう～な～。
美容師が。
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